技術資料:必要な風量を計算してみましょう


技術資料 制御風速 確認用のページを作成しました。

*労働災害防止のために独自に弊社が公開しているものです。

正式な届出、設計の際には、事業者様および労基のご担当者様と都度協議してください。


*最適な制御風速確認してみましょう。

制御風速は、フードの形状と使用する物質によって決まりがあります。

下記のセレクタボックスで、大きいほうの制御風速を選択します。

粉じん則に該当する作業は、フードの形状に依存します。


ex1.

フード形状:囲い式 0.7m/s 物質:コバルト(粉末)1.0m/s

     

フード形状<物質 なので、制御風速は1.0m/sを選択しましょう。



1.フード形状制御風速

1-1.フード形状 参考図

kakoi

kakoi

kakoi

2.法定制御風速
2-1.規制物質参考リンク

3.必要風量の計算

最適なフードが決まったら必要風量を計算してみましょう。

一般的なフードの計算ができます。

*テーブル付きのフード、スロット型フード、キャノピー型フードは計算方法が異なります。

*円形フードは直径を入力してください。面積計算を自動で行います。

①囲い式フード

60(sec)×(m) × (m)
×(m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0

60(sec)×(直径:m) × π/4
×(m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0
kakoi

②外付け式フード

60(sec)×(10×(捕捉点距離:m) + (m)× (m))

× (m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0


60(sec)×(10×(捕捉点距離:m) + (直径:m) × π/4)


× (m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0

kakoi

③フランジ付 外付け式フード

60(sec)×0.75×(10×(捕捉点距離:m) + (m)× (m))


× (m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0


60(sec)×0.75×(10×(捕捉点距離:m) + (直径:m)× π/4)


× (m/sec)× (補正係数)

計算結果(m3/min):0

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3-1.風速の不均一に対する補正係数

補正係数;k 目安値

           
開口面積(m2) ~0.25 ~0.5~1.0 ~2.0~3.0 ~4.0
囲い式 1.1 1.1 1.2 1.31.5 1.8
外付け式 1.1 1.2 1.3 1.51.8 2.2
 

4.圧力損失の計算

必要風量を計算したら、ダクトの経路を計画しましょう。

ダクトの経路に合わせて、圧力計算を行います。

圧力損失計算シート

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